贈り物にワイングラスを選ぼうとしたものの、種類の多さに何を選べばいいのか迷っていませんか。
贈り物として定番になったワイングラス。しかし、西洋の文化であるワイングラスの知識を私たちは持っていません。ワイングラスを選ぶのが難しいと感じるのは当然のことといえます。
ワイングラスは選び方を知っていれば、誰でも贈り物にぴったりなアイテムを選べます。
今回の記事では、贈り物に選びやすいワイングラスの選び方からおすすめブランドまで、ワイングラスを贈り物に使いたい人に向けて紹介していきます。
ワイングラスは贈り物に向かない?
ワイングラスは「割れ物」なので、贈り物として縁起が悪いものとされていました。結婚祝いや新築祝いなどでは、避けられることもあります。
しかし、実際は実用性が高い贈り物が好まれることも多く、最近では定番として定着しつつある人気のアイテムです。
送り相手に合わせたワイングラスを選べば、より一層喜ばれる贈り物になりますよ。
ワイングラスは選ぶだけでも大変
ワイングラスは種類が多く、贈るグラスをなかなか決められないことがあります。さまざまな形状があり値段も幅が広いので、ワインに詳しくない人が正解を選ぶのは難しいアイテムです。
贈り物は贈る相手のことを考えながら選ぶものです。デザインやブランドで選ぶのも、選び方の1つ。難しく考えすぎず、多くのワイングラスを見比べてください。
ワイングラスはファッションブランドが作っているアイテムもあります。デザイン性に優れたワイングラスもあるので、気持ちが伝わる贈り物が見つかるはずです。
贈り物ならセット品がおすすめ
贈り物ならセット商品から探す方法があります。ペアグラスだったり、ワインを楽しむための道具が揃っていたりと、バリエーションが豊富です。
ペアグラスは名入れができるので、結婚祝いの贈り物として人気があります。名入れ用に装飾されたペアグラスが、見栄えもよく選びやすいでしょう。
ワインを楽しむためのセット品もあります。ワインに詳しくない人がワイングラスを贈り物に選べるように、使いやすいワイングラスがセットになっています。
実用性の高い贈り物を考えているなら、ギフト用に作られたセット品がおすすめです。
贈り物におすすめのワイングラスをブランド別に紹介!
贈り物にぴったりなワイングラスは以下の4つです。
- 【割れないグラス】ゴヴィノ
- 【ワイン初心者に】定番のリーデル
- 【ワイン愛好家に】歴史があるバカラ
- 【ペアグラスなら】美しさのウェッジウッド
それぞれ紹介します。
【割れないグラス】ゴヴィノ
ゴヴィノはアメリカ生まれのワイングラスです。PET素材のワイングラスなので、グラスを倒しても割れることはありません。
人間工学に基づいて設計されたグラスは脚がなく、持ちやすいようにくぼみが入ったデザインです。アメリカでは野外用のグラスとして人気が出ています。
4脚セットで2,000円と値段も手頃で、気軽な贈り物にぴったりです。アウトドアでお酒を飲む人や、小さな子どもがいる家庭へのプレゼントにおすすめです。
【ワイン初心者に】定番のリーデル
リーデルは1756年創立の歴史あるグラスメーカーです。ソムリエが選ぶ一流のワイングラスを作りながら、リーズナブルなワイングラスも販売しています。
ブドウに合わせた形状のワイングラスを開発し続ける世界トップクラスのグラスメーカー。5,000円程度から購入できるグラスでも、十分にリーデルの魅力を実感できます。
ワインを飲み始めたばかりのワイン初心者への贈り物としておすすめです。
【ワイン愛好家に】歴史があるバカラ
フランスのラグジュアリーブランドであるバカラ。クリスタルガラスを使ったワイングラスは日本の皇室でも使用されています。
ワイングラスのフォルムは美しいだけでなく、ワインを楽しむために徹底された設計です。高級ワイングラスとしてバカラの知名度は不動のものになっています。
値段は20,000円以上と安くありません。印象に残る贈り物を選びたい人におすすめです。ワイン愛好家に贈っても、喜ばれる一品ですよ。
【ペアグラスなら】美しさのウェッジウッド
ペアグラスを贈りたいなら、ウェッジウッドおすすめです。2つの重なるハートが装飾された「プロシミス・トゥーハーツ」は、結婚祝いの定番になっています。
5,000円程度から購入できますが、イギリス王室でも使用されている格式あるブランドです。シンプルながら品を感じるデザインは、日常生活にささやかな彩りを与えてくれるでしょう。
ペアグラスは、贈る目的に合わせたデザインが装飾されていることがあります。結婚祝いや結婚10周年のアルミ婚式祝いに贈りやすいアイテムです。
贈り物にワイングラスを選ぶなら覚えておきたいポイント
ワイングラスを贈るなら、覚えておきたいワイングラスの知識を紹介します。
ワインの始まりは紀元前8,000年前頃からといわれており、ワインを楽しむためのワイングラスも長い歴史のなかで変化してきました。
ワイン独自の楽しみ方は、日本人には馴染みにくいところがあります。ワインに詳しくない人は、ワイングラスの選び方も難しく感じてしまうのです。
ポイントさえ押さえれば、ワイングラスの選び方は簡単です。贈る相手に喜ばれるワイングラスを選んでみましょう。
ワイングラスの形には理由がある
ワイングラスは飲むワインのおいしさを引き出すために、独自の形状をしています。理由もなく作っているのでなく、目的に合わせて5つの形状に分類されます。
- ボルドー型:渋みがある赤ワイン
- ブルゴーニュ型:酸味がある赤ワイン
- モンラッシェ型:白ワイン
- フルート型:スパークリングワイン
- クープ型:スパークリングワイン
それぞれ、赤ワインや白ワイン、スパークリングワインに合うように作られています。
ワインに合ったワイングラスは、ワインの風味を広げてくれます。ワイングラスを見た目で選んで、間違ったワイングラスを選ばないようにしましょう。
贈るグラスは相手が好きなワインに合わせる
ワインも人によって好みがあり、赤ワインしか飲まない人やスパークリングばかり飲む人など楽しみ方もそれぞれです。贈る人がよく飲むワインに合わせたワイングラスを選ぶと、受け取った人も喜んでくれるでしょう。
しかし、贈る人のワインの好みを知らない場合は、ワイングラスを選べませんよね。贈る相手が親しい間柄なら、好きなワインの色を聞いてみるのが確実です。聞けない場合は、複数の形状が入ったセット品がおすすめです。
迷ったら使いやすいステムレスグラスがおすすめ
贈り物のワイングラスが決められないときは、ステムレスグラスがおすすめです。ステムレスグラスは脚がないワイングラスで、コップのように気軽に使えます。どのワインにも合わせやすい万能型です。
脚がないので洗いやすく、コップと同じ感覚で食器棚にしまえるサイズです。食事中もワイングラスを倒してしまう心配がないので、グラスを割ることも少なくなります。
私はワイングラスの脚があるイメージが強かったので、ステムレスグラスを避けていました。今ではステムレスグラスばかり使っています。
とても使いやすいワイングラスなので、ワインを日常的に飲んでいる人への贈り物におすすめです。
まとめ
ワイングラスは贈り物の定番アイテムになっています。選ぶのが難しそうなワイングラスですが、ポイントを押さえておけば、誰でも贈り物として使いやすいアイテムです。まずはセット商品やペアグラスから探していけば、失敗しにくくなるでしょう。
贈る相手や目的に合わせて、相手が喜んでくれるワイングラスを選んでください。
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